タルディコルガン、カザフスタン

タルディコルガンでのツアー、観光名所、やるべきこと

2001年以降、タルディコルガン（「柳の丘」を意味する）はアルマトイ州の近代的な都市として発展してきました。この都市はジュンガル・アラ・タウ山脈の麓、海抜602メートルの高さに位置し、カラタル川が街を横切っています。現在、タルディコルガンは大きく拡張され、多くの近代的な建物が建設され、鉄道が近代化され、新しい空港も設立されました。

この街は比較的新しい都市であり、その歴史は19世紀から始まります。当時はガヴリロフカ村がこの地に位置していました。その後、都市は徐々に拡大し、鉄道が建設され、多くのロシア人農民が移住しました。現在でも、タルディコルガンに居住する70以上の民族の中で、カザフ人に次いでロシア人が2番目に多い民族グループです。都市の総人口は約14万3千人です。

政府プロジェクトに基づき、タルディコルガンはアルマトイ州の近代的な工業都市になることを目指しています。そのため、現在タルディコルガンは積極的に開発が進められています。現在、都市には24の工業施設があり、そのうち5つは製品加工業に関わるものです。

この都市の見どころの中でも、特に注目すべきなのは、2009年9月23日に建立されたカンババイ・バティルの記念碑とエントリーアーチです。

カンババイ・バティルは18世紀に生きたカザフの国民的英雄の一人です。この伝説的なバティル（強者）は、カザフの地へのジュンガルの侵略に立ち向かいました。彼の最も際立った勝利は、1725年のアラコル湖と1728年のバルハシ湖での戦いでした。歴史上では「すべての強者のシャガン」とも呼ばれています。

タルディコルガンのエントリーアーチは、建築家テムル・スレイマノフのプロジェクトに基づいて建設されました。このアーチは街の主要な入口を象徴しています。この構造物は4つの支柱で構成されており、東西南北の4方位を表しています。中心にはシャナラクが据えられており、これは団結と幸福の象徴です。

タルディコルガンを訪れる観光客は、イリヤス・ジャンスグロフ文学博物館やM.タニシュパエフ歴史・郷土博物館を訪れることに興味を持つでしょう。また、文化・休息の中央公園には、アフガニスタン戦争で亡くなった兵士たちを讃える記念碑があります。