古代集落ドゥルナリ - マリー近郊
ドゥルナリの要塞は、長方形の形状をしており(約180×160メートル)、その角や壁沿いには強固な塔が立っていました。この要塞は、町の住民を多数収容できる構造で、射撃用の孔(ループホール)が500個以上もあり、それに加えて城壁の上には防壁が設けられ、戦士たちが隠れることができる場所もありました。
要塞の内部にはほとんど何も残っていませんが、中心部に近い場所には大きな建物の遺跡が見られます。そこで発見された1世紀から2世紀にかけての硬貨は、ドゥルナリの年代を示す証拠となっています。