ダルヴァザ・ガスクレーター へのグループツアー (ヒヴァから)

ウズベキスタンの朝のピラフ(プロフ)の伝統

ウズベキスタンの朝のプロフ

ウズベキスタンには、朝のプロフと呼ばれる伝統的な儀式があります。この豪華なプロフは、子供の誕生、割礼、兵役からの帰還、結婚式当日の早朝、預言者の年齢(63歳)を迎えたとき、葬儀の食事、その他の重要なイベントの際に、何百人ものゲストのために調理されます。朝のプロフの開催日は事前に決められ、主催者は親戚や友人、同僚、近隣住民に招待状を配ります。

プロフの儀式の前夜には、「サブジ・トゥグラル」と呼ばれるニンジンを切る儀式が行われます。ニンジンは、米や肉と並ぶプロフの主要な材料の一つであり、料理に豊かな風味をもたらします。ニンジンを切り終えると、軽食が提供され、準備が進められます。朝のプロフの調理、提供、参加は男性のみが行うため、年長者が役割を分担し、それぞれの仕事を割り振ります。

ウズベキスタンの朝のプロフ

朝のプロフは、日の出とともに終わる朝の礼拝「ボムドッド・ナモズィ」の直後に提供されます。礼拝が終わると、最初のゲストが到着し、テーブルにはノン(パン)、ドライフルーツ、軽食、お茶が用意されます。さらに、ミュージシャンがカルナイやスルナイといったウズベキスタンの民族楽器を演奏し、朝のプロフの開始を告げます。

プロフは、大皿(ラガン)に盛られて提供されます。通常、1つのラガンは2人分です。食事の前には、ゲストが主催者のために祝福の祈りを捧げ、儀式の後にも同様に祈りが唱えられます。

ウズベキスタンの朝のプロフ

追悼のプロフが振る舞われる朝には、コーランの章が朗読されます。故人の魂の平安を願うため、音楽の演奏はなく、食事も質素に提供されます。朝のプロフは、最も短時間で行われる集団儀式のひとつであり、通常1時間半以内に終了します。また、花嫁側が主催する結婚式のプロフでは、食事の最後に、新郎側の最も名誉あるゲストへチャパン(民族衣装)が贈られる習慣があります。

ウズベキスタンのプロフの伝統が最も鮮やかに表れるのは、朝の結婚式のプロフの儀式です。この場には何百人もの人々が集まり、祝福の言葉を交わしながら食卓を囲みます。人々の前向きな気持ちと祝福の言葉が、このプロフを神聖で格別な味わいにしているのかもしれません。