アラ・トゥー広場、ビシュケク
アラ・トゥー広場は、ビシュケクの中心部に位置するキルギスの主要な広場です。「アラ・トゥー」はキルギス語で「大きな山」を意味し、国の山岳地帯や自然を象徴しています。この広場は、お祭りや祝賀イベント、休日の集まりに人気の場所となっています。特に独立記念日(8月31日)や新年には、広場がライトアップされ、キルギスの伝統的なデザインの大きな木が飾られるなど、華やかな雰囲気に包まれます。
広場の北端には国立歴史博物館があり、その背後にはオークパークが広がっています。大きな台座にはマナスの像が設置されていますが、以前はこの場所にレーニンの像が立っていました。現在、レーニン像は博物館の後ろにある旧広場に移されています。マナス像の隣には、キルギス共和国の公式旗竿が立ち、その少し離れた場所には2002年と2010年の出来事で命を落とした人々を追悼する記念碑があります。広場の南端には、チンギス・アイトマトフの記念碑が設置されています。