チャル・ミナルマドラサ、ブハラ
チャル・ミナルは、ほかの見どころとは少し離れた東側の旧市街の中にある一風変わった建築物です。チャル・ミナルとは「4本のミナレット」のことを指します。もともとはメドレセの門番小屋として建てられましたが、メドレセ自体はもう残っていません。
チャル・ミナルの伝説によるとインドの金持ちの商人が4人の娘の事を懐かしく思って4本のきれいなミナレットを建設したといいます。しかし娘たちの容貌が4者4様だったので、ミナレットのタイルの装飾もそれぞれ違ったのです。
1階は六角形のポーチになっており、4つの窓が備え付けられています。そのうちのひとつの窓からは青空の下、美しい4本のミナレットすべてを臨むことができます。
また、旧市街に位置しているので、訪れた際は子供たちはじめ、地元の人々が温かい笑顔で迎えてくれることでしょう。