ダルヴァザ・ガスクレーター へのグループツアー (ヒヴァから)

レギスタン広場、ブハラ

レギスタン、ブハラ

アルク城の西側には、アラブ時代以前に建てられたレギスタン広場があり、古代には公共の広場として利用されていました。13世紀までは、ディヴァン(政府機関)や宮殿の行政施設があり、その後は市場が発展しました。16世紀以降、レギスタン広場の入り口にはラスタやタキ・ティルガロンと呼ばれる商店が並び、そこでは甲冑師が製品を販売していました。広場の中央を通るタキ・オルグ・フルションやティムの通路では、頭飾りや綿織物が取引されていました。また、広場全体では肉、穀物、装飾品、紙やインク、ゆりかご、牛、スイカやメロン、木製の道具などが売買されていました。

レギスタン広場、ブハラ
ボロハウズ建築群、ブハラ
レギスタン広場、ブハラ

アルク城の向かいにある賑わいのあるバザールでは、かつて公開処刑が行われていたこともありました。アルクの一角には、武器店、司令官の応接室、大規模なポヤンド・マドラサ、肉屋の組合「ボゾリ・グスファイド」が運営する四層構造のマドラサ、将来の医師が学ぶドルル・シフォ・マドラサ、そして病院や総合診療所が設けられていました。

現代に残る唯一のレギスタン広場の記念碑は、18世紀に建てられたボロハウズです。レギスタン広場に面したボロハウズ・モスクは、その美しい柱とミナレットが特徴的で、ハウズ(貯水池)の水面にその姿が映し出されています。

レギスタン広場、ブハラ
レギスタン広場、ブハラ
レギスタン広場、ブハラ