ミノル・モスク、タシケント

ミノル・モスクはタシケントの新たな名所の一つであり、ウズエクスポセンターやホテル・インターナショナルからほど近い、市内の新地区に位置しています。2014年10月1日、イード祭の前夜に開かれ、今では市民が夕方の散歩に訪れる人気の場所となっています。ミノル・モスクはアンホール運河沿いに建てられており、美しい自然の景観に囲まれています。

モスクの建設は2013年の夏に始まり、東洋建築の最高の伝統を取り入れた見事なデザインが特徴です。特に、ミノル・モスクは白い大理石で仕上げられ、古いレンガ造りのモスクとは一線を画しています。澄んだ空の下で白く輝く姿は印象的で、ターコイズ色のドームが空に溶け込むかのように見えます。モスクの収容人数は2400人以上で、広々とした空間を誇っています。モスクは、テラスのある開放的な前面部分と、金箔で装飾された美しいミフラーブ（メッカのカアバ神殿の方向を示す壁のくぼみ）を持つ壮大な円形ホールに分かれています。このミフラーブにはコーランの聖句が刻まれており、訪れる人々に深い敬意を感じさせます。

ミノル・モスクはまだ歴史が浅いものの、その白大理石の壮麗な美しさは訪れる人々を魅了します。タシケントにお越しの際には、ぜひその壮観な姿をご覧ください。