ダルヴァザ・ガスクレーター へのグループツアー (ヒヴァから)

アラムベーダール廟, トルクメナバード

アラムベーダール廟, トルクメナバード

アラムベーダール廟(アルムタシール)は、11世紀に建てられた建築記念碑です。この廟は、北ホラーサーンに現存する初期構造物の中で最大の規模を誇ります。

その建築様式は、中央アジアの「黄金時代」(セルジューク朝時代)の壮大な建築の特徴を反映しています。まず第一に、その建物の大きさが印象的です。第二に、珍しいファサード装飾が際立っています。廟の正面は、精巧に彫られた小さなレンガを使った装飾が施され、華やかで独創的なデザインとなっています。また、ポータル(玄関部)は、建物の本体から突出しており、存在感を強調しています。

内部はレンガを基調とした質素な造りで、厳粛で荘厳な雰囲気を醸し出しています。内部には偽の墓石が置かれていますが、考古学者による調査では、廟の下や周辺から実際の埋葬跡は発見されていません。