ジョージアの歴史 - ロシア保護領時代

ロシア帝国は、外敵からの脅威に直面していたジョージアを支援することに同意しました。エカチェリーナ2世はジョージアに軍を派遣し、19世紀初頭までにロシア軍はオスマン帝国の侵攻をほぼ完全に排除しました。1783年、カルトリ・カヘティ（東ジョージア）王国の国王イラクリ2世とロシア皇帝エカチェリーナ2世の間で、ロシアが同王国を保護することを定めたゲオルギエフスク条約が締結されました。しかし1801年、ロシア帝国はこの条約を一方的に無効とし、カルトリ・カヘティ王国をロシアに併合しました。その後、西ジョージアにあたるイメレティ、グリア、メグレリア、アブハジアなどの地域も、1803年から1864年にかけて段階的にロシア帝国の支配下に組み込まれていきました。