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ジョージアの新年

ジョージアの新年

12月31日〜1月2日

ジョージアの一年は、親戚や親しい友人とともに過ごす家庭的で温かい祝祭、新年の行事で始まり、そして締めくくられます。

新年は、ジョージアの伝統料理を囲んで盛大に祝われます。代表的な料理には、クルミのソースをかけた七面鳥または鶏肉の「サツィヴィ」や、蜂蜜とナッツを用いた甘いお菓子「ゴジナキ」などがあります。迷信によれば、食卓に甘いものが多く並ぶほど、その年は「甘い」、つまり幸福で豊かな一年になるとされています。日が暮れると街には花火が打ち上げられ、音楽と歓声があふれる中、夜が更けるまで祝杯が交わされます。特に首都トビリシでは、新年を迎えるお祝いムードが最高潮に達します。

この新年の伝統の中でも、「メクヴレ」と呼ばれる人物が重要な役割を果たします。メクヴレとは、年が明けてから最初にその家を訪れる客人のことで、幸運または不運をもたらすと信じられています。そのため、特に地方の村々では、幸運をもたらすとされる人物が事前に選ばれることもあります。メクヴレは家の中に入ると、住人たちに祝福の言葉を贈りながら、お菓子やナッツ、果物を家の隅々にまいて幸福を象徴します。

ジョージアの新年の祝いは、1月2日の「ベドバ(幸運の日)」まで続きます。人々はこの日を特に大切にし、「ベドバの日に起こることが、その年を象徴する」と信じられているため、喜びと前向きな気持ちで一日を過ごそうと努めます。機嫌を損ねることは避けるべきだとされ、この日は笑顔と良い行いが重んじられます。

New Year The annual cycle of public holidays in Georgia starts and ends with the New Year, a family festival spent with relatives and close friends.
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